ソプラノ歌手:西野 薫 公式ホームページ

プロフィール(ソプラノ歌手:西野 薫)

西野 薫 (にしの かおる)
東京藝術大学声楽科卒、同大学院オペラ科修士課程修了。
1989〜1991年までイタリアに留学。

卒業時、成績優秀者として読売新人演奏会出演。
NHK新人洋楽オーディション合格。
日本モーツァルト音楽コンクール第1位。
日本声楽コンクール第2位及び田中路子賞受賞。
奏楽堂日本歌曲コンクール第2位。

在学中より浅草オペラ「こうもり」のアデーレ役に抜擢され絶賛された。
翌年には、藝大100周年記念特別公演「オルフェオ」のアモーレ役にも選ばれ、好評を博す。
留学中、イタリアのミラノでは、「リゴレット」ジルダ役(ハイライト版)で5回の公演を見事に務め注目を集めた。
スイスでは、“ヴェルディのアリアの夕べ”に出演し、椿姫、リゴレットのアリアを歌い地元の新聞で大きく取り上げられた。
ボンの迎賓館におけるコンサートでは、夜の女王、夢遊病の女のアリアなどを歌い絶賛された。

帰国後、オペラではニ期会の「ドン・ジョヴァンニ」のツェルリーナ、「コシ・ファン・トゥッテ」のデスピーナ、「シンデレラ」のクロリンダ、新国立劇場では「ヘンゼルとグレーテル」のグレーテル、藝大新奏楽堂オープニングオペラ「魔笛」のパパゲーナ、パミーナ、「奥様女中」のセルピーナ、「電話」ルーシー、「愛の妙薬」のアディーナ、「夢遊病の女」のアミーナ、「カルメン」のミカエラ、「椿姫」のヴィオレッタなど数多く出演する。

コンサートでは、「モーツァルトのレクイエム」、「フォーレのレクイエム」、「ドイツレクイエム」、「ヴィヴァルディのグロリアミサ」、「戴冠ミサ」、「マーラーの第4番」、「ニールセンの交響曲エスパンスィブ」、「メサイア」、「第九」、「ロ短調ミサ」、「天地創造」等をNHK交響楽団、アンサンブル金沢、東京フィルハーモニー、日本フィルハーモニー、ハンガリー国立フィルハーモニー、チェコフィルハーモニー、新日本フィルハーモニー、九州交響楽団、ニューフィル千葉、関西フィル等とも数多く共演する。

また、TVのCMの録音も数多くし、またアニメ映画「メモリーズ」ではチェコフィルと録音している。
イタリア・オペラの巨匠ジュゼッペ・タッデイとの共演もある。

レパートリーは幅広く、ヨハン・シュトラウス世界大会では“春の声”“村つばめ”等ウインナーワルツを歌い高い評価を得、2005年1月九州交響楽団と「ニューイヤーコンサート」で再び春の声、村つばめ等で九州6ヶ所まわり好評を得る。また日本歌曲の世界でも常に高く評価を得ており無伴奏の「うぐひす」は特に多くの人から絶賛されている。

NHK FM「名曲リサイタル」、NHK BS他、数多く出演する。
2007年9月には、3枚目のCD「歌・薫る」を発売。

現在、二期会会員、NPO法人ムジカ・フレスカ理事。2003年市川市民文化奨励賞受賞。